有)大阪歯周インプラントセンターは正式登記された
有限会社(特例有限会社)であり、
医療法人 白鵬会は医療部となっています
CTを用いた総合的な口腔健診
当歯医者は、大阪市北区(梅田)にある大阪駅前マルビル診療所と東大阪市と鶴見区にある徳庵駅前診療所があります。
大阪府下でも数少ない歯周病の専門歯医者です。またインプラント・歯列矯正・一般歯科等全ての分野に対応できる設備とスタッフを配しています。
口臭や顎関節症の相談に来られる方も多く、歯周病学会の専門医や認定歯科衛生士が常勤務しています。残念ながら歯を失って義歯やインプラント治療になる方もありますが、そのような場合でも当院に遠慮なくご相談ください。
当院では、患者さんに高いレベルで安全な治療を提供するため世界規格であるISO9001:2015を取得しています。
ISO9001:2015を取得するには毎年、第三者機関からの審査を受けて合格する必要があります。審査は他診療所の歯科医を含めた複数の審査員によって行われ、診療システムから医療機器管理、医療安全管理など細部に渡って調査されます。
当院はISO9001:2008を2004年に取得しました。
2017年にはISO9001:2015への移行審査に合格しました。
これにより当院の治療システム、診療器材や検査設備、医療安全管理が常に高い品質を維持していることが認定されています。
治療器具はもちろん、歯を削る機器(タービン)からコップやエプロンまで患者さんごとに滅菌交換されています。安心して受診ください。
かけがえのない患者さんの歯を少しでも長持ちさせ、患者さんのQOL(Quality of Life)を口腔健康管理を通して向上させることが我々の目標です。
歯のない部分へインプラントだけ入れて歯を作って欲しい、との希望で来られる患者さんもいらっしゃいます。
このような場合でも必ず、歯周病、かみ合わせ、むし歯、骨の中の病気の有無を検査させて頂きます。
インプラント治療だけを希望し、他の歯の治療は他医院ですませたいと考える患者さんもいらっしゃると思いますが、以下のような理由で当院ではインプラントだけの治療は行っていません。
インプラントで作った歯が長持ちしない原因は残っている歯の歯周病菌からの感染です。
これは歯科学生の教科書にも書いてあり、歯科医であれば皆が知っていることです。
せっかく費用と時間をかけてインプラントの歯を作っても、残っている歯が歯周病やむし歯、歯の根の中の病気になっていれば、インプラントは長持ちしません。
そのため、当院でインプラント治療を行う前には、当院で残っている歯の検査と治療を終了させて、インプラントが長持ちするような環境を作ってから治療を開始します。
インプラントの歯は天然の歯のかぶせ物と違って、骨の中に埋め込んでしまうと途中で治療計画を変更することが極めて困難です。そのため下準備が必要なのです。
残念ながら歯周病、歯の根の中(神経)の治療、むし歯治療をすべて専門的に行っている歯科医は少なく、それらが不完全な状態でインプラント手術が行われると、将来の経過に心配が残ります。
他の医院でインプラント治療を行ったが、その後の経過が気になる患者さんや残ってる歯の検査を希望される方も多数いらっしゃいます。
これらについても遠慮なくご相談ください。
当院を受診される患者さんの多くは、すでに歯科医院に通院している方がほとんどです。
しかし定期的に通っているにもかかわらず、痛みが取れない、歯を抜歯した、消毒するだけ、歯の掃除をしている、など歯科医院に通院しているのに、 経過が良好でなく、悩みを訴えて来院されます。
驚くことは、ほとんどの患者さんが歯周病や歯科、口腔外科の正確な検査を受けておらず、そして悪い歯や歯肉の病気の診断をされていないことです。
たとえば歯周病であれば、左下の奥歯の2本が重度の歯周炎(歯周病)などの診断を患者さんが説明を受けて、それに対する治療方法を先生から提示されているはずですが、なにも説明を受けていないと話す方がほとんどです。
中には「全部の歯を抜かないといけない」、「どうしようもない」、「ひどい状態だ」など病気の診断とは考えられない説明を受けた、気の毒な患者さんもいらっしゃいます。
「若年性歯周炎」や「侵襲性歯周炎」などと診断されショックを受けた患者さんもいます。
「若年性歯周炎」は2008年以降使わない診断名ですから、歯周病の専門医は使用しません。
「侵襲性歯周炎」は発症率が0.05%以下の病気で、ほとんどの専門医でも遭遇することはありません。誤った診断であることがほとんどです。
むし歯や歯周病は治療をすれば必ず治ります。
正しい検査と正確な診断の元に治療を進めることで助かる歯があります。
まずは現在の自身の病気の歯や歯肉の診断を受けて下さい。
当院では歯をかぶせることは極力いたしません。また金属を詰めることも避けています。
歯の表面にはエナメル質というの骨より硬い組織があります。
このエナメル質や象牙質をできるだけ残したいからです。
このような治療が可能になったのは、歯の材質に似た白い材料が開発されて治療で使えるようになったからです。
これはダイレクトボンディングシステムと呼ばれ歯に直接接着する材料です。
金属やかぶせ物をセメントでくっつけるよりも、すき間なく歯を作ることができます。
歯の型をとって石膏模型を作り、その模型で歯科技工士が金属やセラミックのかぶせ物や詰め物を作り、歯にセメントで付ける治療方法は現在もよく行われています。
歯の外側(一部)が残り、真ん中のむし歯部分を削って、型を取って金属をセメントで付ける方法はインレーと呼ばれ、保険治療で一般的によく用いられる治療です。
残念ですが、これらはどんなに精密に型を取って、どんなに上手に作っても、実際の歯の型より少し小さく作らないと歯の削った窩洞(くぼみ)にはまりません。
そしてわずかな隙間をセメントで埋めています。
このセメントが長い年月の間に溶けてなくなり、その隙にむし歯が出来ることが多いのです。
この隙間は患者さん自身で清掃しても届かず、インレー(詰め物)が取れる、痛む、などの症状で歯医者さんへ行くことになり、「またむし歯になっていますね」と診断され、二次カリエス(またむし歯)として再度治療する事になります。場合によって歯の歯髄(神経)まで進行し、今度は歯の周りをすべてかぶせる事になる可能性もあります。
昔はこのような治療しか選択出来ませんでしたが、先に記載しましたように、現在は歯に直接接着する材料が進歩し、セメントで隙間を埋める必要もなく、歯のエナメル質を出来るだけ保存して歯の治療を行う事ができます。
当院ではほとんどすべてのむし歯治療をこの歯の材質に似た白い材料(コンポジットレジン)を用いて行っています。
今までは歯の周りを削ってかぶせたり、歯の神経(歯髄)を除去する必要があったむし歯も歯髄(神経)を保護し、かぶせずに治療することが可能になりました。ただし、この治療は1本の歯に30~60分ぐらいの時間が必要です。
顕微鏡などを用いて口の中で1本ずつ時間をかけて治療します。そのため患者さんの希望通りに予約が取りにくいかもしれません。ご理解をお願いいたします。
※この治療は十分な検査を行った後に行います。
すべての患者さんに適応できる治療ではありませんので当院でご相談ください。
初診患者さんの治療の流れ
最初の日(第1日目)
最初の日は、患者さんの主訴(一番気になるところ)を聞き、痛みや腫れなどの緊急の処置が無ければ、基本的な検査を行います。
レントゲン検査、虫歯の有無、噛み合わせの診査、お口の型取りなどを行います。
もし、痛みや腫れ、歯の破折や義歯の修理など、緊急を要する処置が必要な場合には、それらの治療を先に行い、それらの治療が一段落してから検査に移ります。
最新のデジタルレントゲンや細部まで審査できるCT撮影による検査をさせていただきます。
次の来院日(第2目)
検査資料を元に大まかな治療計画をご説明します。
治療の期間とかかる費用、必要な治療内容を説明させていただきます。
歯周病など精密な検査が必要な患者さんはこの2回目に検査を行います。
時間は1時間半ぐらいを予定してください。
CTや歯周病の精密検査、細菌検査などもこの時に行います。
患者さんのお口の状態を詳細に調べさせていただきます。
次の来院日(第3日以降)
精密検査結果の説明を行います。
検査結果、診断、病気の進行状態、必要な治療方法、治療の期間、費用などをこの検査後に説明させていただきます。
ですから、初診日(第1日目)に病状の説明をする事は難しいことをご了承ください。
患者さんによっては、早く治療方法を知りたいと思われるのは当然と思いますが、精密な検
査を行わないと正しい診断ができず、患者さんにとって良い治療が選択できなくなる可能性があります。
どうかご理解ください。
この検査結果の説明後、治療を進めて行くかのどうか、患者さんから返事を頂きます。
実際はこの次の4回目の来院の時までお考えいただき返事を頂くことが多いと思います。
当院以外の歯科医院でさらにセカンドオピニオン、サードオピニオンを行い、当院の治療方法との比較を行っていただくのもこの段階です。
※当院の検査結果(エックス線写真など)をセカンドオピニオンのために他院(次の先生)にお渡しすることは可能ですが、当院のCTにおいてはシステム上データを外部に出すことができません。
あらかじめご了承ください。
検査資料を基に治療内容を説明させていただきます。