有)大阪歯周インプラントセンターは正式登記された
有限会社(特例有限会社)であり、
医療法人 白鵬会は医療部となっています
なぜ歯周病は減らないの
現在、国民の8割が歯周病と言われています。こんなに歯医者さんがあるのになぜ歯周病は減らないのでしょうか。
歯周病における生活習慣の大切な改善ポイントは口腔の清掃です。歯だけではなく、歯と歯肉の間の歯周ポケット内を毎日継続して清掃する習慣を持たないと治癒しません。しかし、歯周病が進行し、ポケットがどんどん深くなって、清掃器具が届かない深さになってしまうと清掃器具も届きません。そのような場所には、歯周外科手術が必要になります。また、歯並びが悪く清掃器具が届かない場合には歯列矯正が必要です。かぶせ物も交換する補綴治療も必要です。
歯周病の治療には、多くの診療科が関わっており、それらの専門分野の連携が必要なのです。
残念ながらこれらの分野をうまく連携して治療している歯周病の医院はまだ多くありません。多くの分野と連携した歯周病の専門医院が、今後増えてくれば、歯周病は減って行くと考えています。
当院には、歯周病に関して学会が認定した一定レベル以上の知識と経験を積み、試験に合格した歯科医師と専門医がおり、 インプラントなど多くの分野と連携した歯周病治療を行っています。
下のグラフは2017年度の日本歯周病学会 歯周病専門医の割合です。
全国の歯科医の中で歯周病専門医は1.06%(歯科医の96人中1名)と非常に少なく、 大阪はさらに少なく0.6%となっています。大阪には約5000の歯科医院がありますが、 そのうちの0.6%しか歯周病の専門医がいないということになります。
全国の歯周病患者が減らない原因の一つになっています。
日本歯周病学会 歯周病専門医の全国の割合グラフ
日本歯周病学会 歯周病専門医の全国の割合
2017年5月第60回春季日本歯周病学会学術大会から引用